4月9日

(№14)銀のはし2024年4月のお弁当

 当日は4月3日なのに桜はちらほらで、会食の方には花見しながらの食事とはいかず、例年より遅い桜でした。4月は写真のようなメニューで、お弁当は47個、ホールでの会食は10人でした。

 牛肉は国産牛です。ブロッコリーと合わせ、オイスターソースの味つけは美味しくて白飯がすすみます。具入り卵焼きは細かく切ったワカメと桜エビが入っています。卵4個・出汁と調味料を合わせて焼きながら巻いていきますが、かなり量があるので大変でした。切り方を工夫し、ハート形になっているのに気づいて頂けましたか。ひじきの五目煮は昆布と干し椎茸の戻し汁が出汁のメインです。日本の天然出汁、最高!6切りカットの清見柑がデザートでした。

 ホール会食の方々は、食後もコーヒーなど飲みながら、ゆっくり話しておられました。

「楽しかったわ」の言葉に嬉しくなりました。

                                文責 銀のはし 瀬田幸江

【銀のはしの立ち上げの思い】岡部千里(三井39-7)

 2017年の三井ホール建て替えの設計のお仕事を頂いた際、住民代表の皆様と「どのような三井ホールであったら良いか?」について、たくさん議論をしました。その中で、私自身が一番こだわったのは、皆様の大切な自治会費を使って建て替えるからには、より多くの住民の方に愛されるホールにしなければならない、ということです。それには、「食べること」で繫がることが、より気軽に参加できる人を増やせるのではないか?と思い、キッチンを広くして、その横に、少人数でも楽しめるサロン室を作りました。

 しかしながら、空間を作ってもそこに魂を入れないと活用されない、という思いもあり、三井ホールで「1コインランチ会」を開催したらどうか?と思い立ち、当時の富川会長(故人)の後押しもあって、お料理好きな会員さんに集まって頂き、現在の「銀のはし」がスタートしました。

 超高齢化の三井住宅、一人暮らしの方も多く、素材を生かした手作りのランチは、ご好評を頂いているようで、とても嬉しいです。お料理スタッフは、もちろん、皆さんお料理が好き!で集まって来てくださるのですが、お料理を作ること、それ以上に、ランチを食べた方からの「おいしかったよ!」という言葉が何よりの励みになっています。また、スタッフ同士の連帯感もとても強く、お互いのお料理の知恵を交換しながら、次のメニューは何しようか?と、和気あいあいと活動しています。

 一方で、スタッフの高齢化も課題で・・・若い世代が新たなスタッフとして参加して下さるのを切に願います。お料理好きな方、月2回、試食会と本番、参加してみませんか?試食会が一番楽しくて?!作ったものを、評価しながら本番に活かしつつ、毎回楽しい時間を過ごしています。毎回出席できなくてもOK。配膳だけ手伝ってくださるスタッフもいます。

 立上げ以降、「銀のはし」の代表として活動してきましたが、個人的な事情で、千葉県に引っ越しましたので、現在はもう三井区自治会会員ではなくなりました。代表は変わりましたが、スタッフ一同、引き続き、張り切って活動しています。是非、お気軽にランチ会にご参加ください。

 

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